【2月9日(金)石川県七尾市:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年02月15日
令和6年能登半島地震 石川県七尾市の被災状況・活動報告
災害鍼灸マッサージプロジェクト活動報告
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【2月9日(金):石川県七尾市】
〈場所〉
七尾市役所(パトリア)
10:30~16:00
〈参加者〉
小原先生(東京都:医師)
村上先生(大阪府)
畠中先生(東京都)
三輪先生(東京都)
〈受療者〉
17名
〈詳細〉
私たちの活動は医療の一環として、ただ施術して帰るのではなく、施術した方々のその後までフォローするために、必ず地域の保健所やその他の担当部署まで報告をあげていきます。
今回、受付を担ってくださったのは内科医の小原先生。2019年の令和元年東日本台風における災プロの支援活動にもご参加くださっています。
市民の健康管理のために働き続けて疲労した職員の方々のために、血圧測定から各種問診を通して、特に心配なことはないかのスクリーニングまで丁寧に行って下さいました。
受療者たちは穏やかな小原先生の声かけに安心、施術者たちはテキパキとした小原先生の対応に感心しつつ、やはり安心して施術にあたることができました。
大阪からいらした村上先生は災プロ初参加。
初めてとは思えないくらい落ち着いて施術にあたってくださり、受療者のお話も丁寧に聴きとられていました。
「小さいお子さんが震災以降、以前よりも甘えてくるようになったというお話も伺い、印象に残っています」とのことです。
2月13日までの長期のご参加、頼もしい限りです。
畠中先生は災プロが発足した当初の2011年の宮城県岩沼市での支援からご参加くださっているベテラン。
「現場に到着後、施術ブースの準備をしている際、一度施術を受けてくださった方が「楽しみにしてます♪」と笑顔で声をかけてくれたことが印象的でした。いろんな"もの"や"こと"が不自由な被災地で、継続した活動を通して、誰かにとっての"楽しみ"を生み出しているのは、治療という面以外で、私達ができる大事なことの一つなのかなと感じました。」
初回におじゃました折にバケツで流していたトイレは、水洗が復活。
水道復旧に尽力されている職員の方々のお蔭です。
2月11日には水道を担当する部署へ支援を広げることになりました。
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