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『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会』とはどのような協議会なのでしょうか?


『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)』は、大規模な災害が発生した際、「鍼灸やマッサージによる被災者支援活動を行っている団体・企業」間の情報共有や相互支援などを目的に活動している協議会です。個人の有資格者に対しても、支援活動などの情報を当Webサイトを通じて提供します。

また、災害時だけでなく平時においても「災害対策や支援活動のスキル」についての協議や連携も行っています。

『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会』に参加するためにはどうしたらいいでしょうか?


災害時における鍼灸・マッサージによる支援活動を行っている、もしくは計画をしている団体・関連企業の担当者の方に参加いただいています。
現時点では、個人の参加受付を見合わせています

鍼灸師養成学校の学生ですが、『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会』に参加できますでしょうか?

現時点で『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)』としては学生の方の参加を受け付けていません

参加している各団体では学生参加を受け付けているところもありますので、お問い合せ下さい。

『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会』に加入していないと災害支援活動はできないのでしょうか?

大規模な災害は発生した際、ボランティア活動を思い立った鍼灸師・マッサージ師が、個々に避難所等に連絡をとれば担当者が混乱します。
また、避難所の格差を生じさせることに繋がりますので、鍼灸やマッサージによるボランティア活動を行おうとされる際には、当地で活動を行っている団体にご連絡していただくようお願いします。

どの団体がどの地域で活動しているのかが把握出来るようにしているのが、『災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)』です。

『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会』のロゴマークは使用できますか?

『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)』に参加する構成会員(組織・企業・個人)は、当協議会のロゴマークおよびロゴタイプを利用することができます。

マスメディアが当協議会関連の記事、ニュース等で使用する場合には、構成会員以外でもロゴマークおよびロゴタイプを使用できます。(使用する際には、利用ガイドラインを遵守の上、許諾を得ること無くご利用いただけます。)

なお、当協議会のロゴマークおよびロゴタイプは、『日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)』に著作権が帰属します。

ロゴマーク・ロゴタイプ/利用ガイド

上記ボタンからダウンロードしたPDF内にロゴマーク・ロゴタイプが掲載されています。PDF内のロゴマーク・ロゴタイプはPDFビューワで開いた上、拡大・縮小しスクリーンショットで画像化するか Adobe Illustrator を使用してアウトラインデータを取り出してください。

※ 使用したいサイズ・形式でのロゴが必要となる場合は、日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)へ お問い合わせ ください。

災害時に鍼灸活動を行いたいのですが、どのような準備をしなければなりませんか?

災害支援活動を行おうとされる方に対してのガイドラインを設けております。
活動ガイドライン (災害鍼灸マッサージプロジェクト)をご覧ください。

親戚が避難している避難所で、鍼灸やマッサージの活動を行いたいのですが、避難所に直接連絡しても良いのでしょうか?

避難所内でのボランティア活動の可否を担当責任者の一存で決定できないことがあります。

当地で活動している支援チームや統括業団から、市町村の担当部署に働きかけることで、避難所内でのボランティア活動が円滑に行われることも多くあります。

災害で被災した地元の鍼灸師やマッサージ師に対して、その庭先で遠方の資格者がボランティア活動するのはいかがなものでしょうか?

被災地の施術所が早期に復旧するための支援と合わせて、外部からのボランティア活動を調整していかなければなりません。
被災地が復興してから、地元の鍼灸・マッサージ施術所に住民が足を運べるための計画に基づいた支援活動が必要とされています。

もし、私の住む地域で災害が発生した場合、地域の方々に鍼灸やマッサージを行って元気になってもらいたいのですが、災害特有の医学的な知識は必要でしょうか?

災害急性期(1日〜3日)では、被災者の安全確保が優先されますが、災害慢性期(3日〜数週間)は被災者のストレスケアなど鍼灸やマッサージによる支援が有効になります。
しかし、被災直後からの緊張や無理な体勢による車中泊、栄養状態の悪化などからエコノミークラス症候群などの症状が出現することがあります。
このような場合、鍼灸やマッサージを安易に行ってしまうと受療者の健康被害を悪化させるリスクがあるので、普段より災害時の健康被害について学んでおく必要があります。

鍼灸師・マッサージ師の日常での災害対策は何を心がけたらよいのでしょうか?

まず施術所の安全について見直して下さい。
もし大きな地震が発生したら、倒壊しやすい家具や備品と施術ベッドの位置が安全化を確認します。
また、災害支援に関する研修会が業団等で開催されているので、受講されることをおすすめいたします。

万が一災害が発生したら、施術所の営業を継続していくことができるのか心配です

災害の規模にもよりますが、被害に遭った施術所が営業可能になるための体制、復旧期間などを計画します。
もし数週間ほど施術所を閉鎖しなければならない場合等に備えて、生活を維持できるようにしておくことも必要です。
その上で、被災した地域住民への施術ボランティアを行うことができれば、復旧後に来院者の減少を最小限にすることが可能かと思われます。