【2月12日(月)石川県七尾市:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年02月17日
令和6年能登半島地震 石川県七尾市の被災状況・活動報告
災害鍼灸マッサージプロジェクト活動報告
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【2月12日(月):石川県七尾市】
〈場所〉
小丸山小学校避難所
10:30〜16:00
〈参加者〉
川下先生(神奈川県)
山下先生(広島県)
高田先生(東京都)
前之園先生(千葉県)
山崎さん(東京都:調整員)
村上先生(現地拠点にて調整業務)
〈受療者〉
5名(再診4名、初診1名)
〈詳細〉
先週に引き続いての小丸山小学校での活動。
「あれから眠れるようになったの。」と今週も受診してくださいました。
患者様の「よくなった」のご報告は、私たちにとっての励みとなり、嬉しい言葉です。
しかし、この言葉は、危険な言葉でもあります。
私たちの活動は、自身の治療院と違い、毎日同じ場所で活動するわけではありません。
その中では、1人の施術者が、1人の患者様を継続して施術できることはほとんどありません。
毎週末、同じメンバーが現地へ赴けるわけでもありません。
流派も経験も様々な鍼灸マッサージ師が繋ぐ、継続した支援の中、「自分が治したい」との想いが強くなってしまうこともあります。
しかし、その「自分が」の想いが強くなり過ぎた時に、患者様の現在のお身体との「ズレ」が生じてしまうものです。
良かれとの思いの行動が、患者さんにとってご負担になってしまう。。。
望まない結果とならぬよう、細心の注意を払って、施術して参ります。
また、そのようなことは施術に限ったことではありません。
私たちは、多くの現地の方のお力がなければ、現地で活動していくことができません。
連絡、報告、電話一本にまで、心を配り、できる限りの現地の負担をなくせるように、立ち去った後に現地に負担を残
して行かないように、丁寧に、丁寧に、活動していきます、ただ被災地のために。
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