投稿者: DSAM

掲載日:2024年02月18日

記事分類 石川県能登市役所の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

☆活動場所:輪島市役所 支援者支援
☆活動時間:9:55~15:45
☆参加者:3名
       樽井俊郎・成田卓志・尾坂(石川県鍼灸師会、輪島市在住)
☆受療者:21名

〈活動内容〉
・鍼灸マッサージによる施術活動
・聞き取りによるニーズ確認

午前6時金沢市から出発、のと里山海道を北上し柳田ICでの渋滞はなく一安心。
横田ICの先、越の原ICまで災害派遣車両は通行できることになったのでさらによかったと
思いきや、越の原ICを下りてから穴水ICまでのう一般道で渋滞。未だ深く崩れている道路、
平たく崩壊した家々の傍を通過し、午前8時35分輪島市役所に到着。目指していた到着時間より早めに着くことができた。
 今回の支援者支援の段取りをとって下さったDMATの先生が出迎えてくれ、市役所内の保健医療福祉調整本部で挨拶をして、当日活動の登録を済ませ、市役所健康福祉部福祉課の課長に挨拶をしてから、ベッド施術道具等を用意してもらった2階の一室へ搬入。
 輪島市在住、被災された石川県鍼灸師会の先生が本日の活動に参加。3人で施術室
レイアウトを決めて、予定開始時間より少し早く午前9時55分、1番目の受療希望者が来られた。支援活動をおこなっている自衛隊のトップの方。その後は文字通り絶え間なく他の自衛隊員、市役所職員が「予約してないけど大丈夫ですか?」と来られ、受付が重なり複数人待って頂く時間が必要となったため、一旦戻ってもらい順番に応じて携帯電話に連絡し再来してもらうようにした。
 当初の予定時刻を過ぎて、計21名の施術を午後3時45分に終了。片付け、搬出、退室の挨拶を済ませ午後4時35分市役所を出発。行きに通れた穴水ICからのと三井IC間が帰りは通れないため一般道249で海沿いを南下、徳田大津ICからのと里山海道に入り午後7時15分金沢駅着、解散。
 受療者は一様に身体のこわばりが顕著で、またデスクワークによる疲労や発災後の血圧上昇を訴える方が多かった印象です。それでも、どんなに心身がいっぱいいっぱいでも、市民の生活、街を復興させていくために働かれている職員さん隊員さんたち。支援者支援は、被災されたお一人お一人を応援していく、と同義語であると改めて思いました。
 

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団体名 DSAM
団体所在地 北海道 旭川市
団体Webサイト

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