投稿者: DSAM

掲載日:2024年02月19日

記事分類 石川県輪島市・七尾市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

☆活動時間及び場所
  12:30~13:40  於 輪島市役所健康福祉調整本部
  13:50~15:00  於 輪島中学校避難所
  17:00~18:00  於 七尾市中部能登健康福祉調整本部
☆参加者:2名
     仲嶋隆史・田中良和

〈活動内容〉
・輪島市役所健康福祉調整本部会議参加
・輪島中学校避難所ニーズ調査とアセスメント
・中部能登健康福祉調整本部へ挨拶と報告

・のと里山道路は、横田インターから迂回路で穴水を通って輪島へ。渋滞と道の悪さがあり4時間かかった。今後復興するとともに渋滞になることが考えられる。また輪島は道がかなり悪く、二人以上で行動が必須、夜の運転はかなり慎重にしないと危険。
輪島は山肌が落ちている大きな崖崩れ、道の隆起や亀裂、街に入ってからも道路や家屋の惨状をみて報道されてない状況を目の当たりにした。
・調整本部の会議に参加し支援者がかなり疲弊していることが報告される
最大避難所は輪島中学校 大矢小学校は整体師が入って活動しているのですみ分けして欲しいと要望
避難所に入る際は輪島市役所保健福祉部を通して行って欲しい
・輪島中学校
大阪府職員が管理運営を行っており健康管理は2~3名の看護師が常駐。健康管理は看護師が統括
避難者は370名。内訳学校校舎に109名 体育館に146名(見守りが必要な方が収容)全天候型に避難所(若い家族が収容)55名が収容。朝市があった地区からの避難者が約3割。昼間は6~7割が外出。
断水、電気は開通。トイレは外に5~6個簡易トイレ。食事、お風呂は自衛隊から供給。物資も豊富にある
・避難所の状況やニーズは日に日に変化している。
・鍼灸マッサージのニーズは非常にあるが懸念点もある。
・様々な団体が支援に入り有難いが単回では避難者が落胆する。支援は定期的にお願いしたい。最終的には石川県の皆様の支援が必要だと訴える。
各避難所はアリーナも破損が激しく次大きな揺れがくると危い箇所もあった。避難所は管理されていないところがあった。昼間の避難者は高齢者が多くずっと寝ている人が多い。
 JRATが入りラジオ体操や運動指導を行ったり、ボランティアが入り様々なイベントが行われているが寝たりテレビをみたりして過ごしている方が多く時間経過とともに生活不活発病、災害関連死の危険性が高く感染症も発生している。また発災後認知症を発症している方も増加しているが見守るしかない状態。

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団体名 DSAM
団体所在地 北海道 旭川市
団体Webサイト

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