【3月5日(火)石川県七尾市:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年03月12日
令和6年能登半島地震 石川県七尾市の被災状況・活動報告
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【3月5日(火):石川県七尾市】
〈場所〉
七尾市役所(パトリア) 10:30〜16:00
小丸山小学校避難所 10:30〜12:00
能登中部保健福祉センター 14:00〜16:00
〈参加者〉
浅倉先生(東京都)
水野先生(岡山県)
村上先生(大阪府)
福本先生(長野県)
江口先生(東京都)
梅田先生(東京都)
髙田先生(東京都)
〈受療者〉
パトリア 17名
小丸山小学校 3名
保健福祉センター 8名
〈詳細〉
「正月にすべての明かりが消えた」
絶望の暗闇の中、ポツンと灯り始めた光は、
商品棚が根こそぎ空になっているコンビニの照明。
「天国の光かと思った」
日常にある当たり前のものが、当たり前ではないという、当たり前の有り難さ、胸に染み入る逸話を耳に。
小丸山小学校の避難所。
居住テントの数は明らかに減少し、生活者も日中は外出してほとんどお見えになられません。
ご高齢の方々は、こどもたちの元気な校内放送が流れると、表情をパッと明るくしています。
「今日のお昼ごはんはカレーです。」
仮設住宅の竣工に伴って避難所の統廃合が着々と進んでいます。
パトリア内市役所の職員さん・保健所の職員さんへ、引き続き支援者を支援しています。
活動開始から一カ月以上経ち、何回も通われて状態が良くなりお気に召して頂けている方々を施術したり、びっしり埋まっているカルテを見ると今までの軌跡を感じられ、つないでいく温もりと大切さを感じます。
実際は、手の届いていない被災者の方や、身を粉にして働いている方が大勢います。ほんの一部の方への支援に留まります。ずっとずっと活動し続けることもできません。いずれ撤退します。
それでも、継続して積み上げていく地元との信頼関係や、癒やされ活力を補っていかれる背中を見送ると、活動の意義と思いが、つながり広がっていけばいいなと信じるばかりです。
ちっさなあったかい光を灯せますように。
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