【3月11日(月)石川県志賀町:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年03月15日
令和6年能登半島地震 石川県志賀町の被災状況・活動報告
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【3月11日(月):石川県志賀町】
〈場所〉
志賀町役場 本庁舎
〈参加者〉
青木さん(七尾市)
杉原先生(広島県)
平井先生(神奈川県)
前之園先生(千葉県)
〈受療者〉
27名
〈詳細〉
13回目の3月11日を迎えました。
本日から志賀町での支援が始まりました。
活動地である志賀町役場では、14時46分館内放送があり、全館にて黙祷を捧げておられました。
施術中の黙祷は毎年のことと同様ですが、別の被災地で迎える14時46分は例年とは違う想いとなりました。
自らも被災地でありながら、東北に想いを寄せる志賀町の方々。
自らも被災者でありながら、市民のための昼夜問わず働く職員の方々。
自らも被災しながら、災プロの活動を共にしてくださる方々。
市民のために、地元のために、何かできることがあればと、笑顔で頑張る皆様。
避難所での現実を目の当たりにした時、被災している人の想いに触れた時、黙祷の放送が流れた1分間の沈黙。
そんなふとした瞬間に、頑張っている間には忘れている、自分も被災している現実や不安が湧き出てくることもあると思います。
黙祷の1分間は、きっとものすごく長い1分間だったのではと思います。
他所から来た私たちに、何ができるのか。
何を残して、何を残さず、立ち去るのか。
あらためて、自らを見つめ直す時間となりました。
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