投稿者: はり灸レンジャー

掲載日:2024年03月23日

記事分類 石川県輪島市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

<場所>
輪島KABULET(輪島市河井町)

<施術時間>
13:00~18:30

<参加者>
4名〔中村(岐阜), 森野(愛知), 西井(兵庫), 森川(兵庫)〕

<受療者>
26名

<対象>
近隣住民、避難所被災者(被災者支援)
施設の利用者、職員(支援者支援)

<活動内容>
・鍼灸マッサージ施術
・セルフケア用品の無償配布(希望者)

<日程>
9:45 金沢駅前レンタカー出発
12:00 輪島市役所 健康福祉部福祉課長にご挨拶(DMAT隊は解散不在)
12:30 輪島KABULET到着
13:00~ 鍼灸マッサージ施術
18:10 同じ町内にある鍼灸院へご挨拶(森川のみ)
19:15 施術終了後、宿へ出発(翌日も同場所で活動の為、撤収は無し)
20:30 七尾市にある避難所の一角で宿泊(連携団体の災害拠点場所)

<詳細>
はり灸レンジャーとしては、約4年半振りの被災地での活動、初めての能登訪問である。
被災障害者支援団体「ゆめ風基金」の紹介により、輪島市と民間団体が連携運営する地域の拠点にて鍼灸支援活動を実施。
近隣住民をはじめ、高齢者デイサービス、福祉避難所の方々の入浴支援の場としても活用されている。

施術時間になると、続々と施術を受けに来られた。
支援先の団体が、地域の拠点として愛され、また事前に活動の案内を各所に掲示してくれていたからである。

施術場所の設営では、JLCDAMの報告で知ったマスカーテープを使うことで、施術空間を上手く区切り、目隠しをすることもできた。
問診票、カルテも、他団体のものを参考に新しく改訂されたものを用いた。

施術に用いた鍼や鍼皿、消毒綿花は、セイリン社より提供して頂いた。
これまでの災害支援においても、必要なものを届けてくださっている。

今回の宿泊については、連携団体の紹介により、輪島市から近い七尾市にある支援拠点を利用させて貰った。

災害支援において、他の団体と連携することの重要性と有難さを改めて実感した。

(報告者:森川真二)

写真の添付があり表示されている場合はクリック(タップ)すると、より大きく表示することができます。

団体名 はり灸レンジャー
団体所在地 岐阜県 岐阜市
団体Webサイト https://harikyu.rgr.jp/

コミュニケーション: 現在、この記事へのコメントはありません。
記事のコメントを閲覧するにはログインする必要があります。また、「連絡・管理運用者権限」を有するログインユーザーの場合のみ、コメントが可能です。