投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト

掲載日:2024年03月23日

記事分類 石川県七尾市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

災害鍼灸マッサージプロジェクト活動報告詳細、最新報告(写真付)はこちら

【3月17日(日):石川県七尾市】

〈場所〉
七尾市役所(本庁舎)

〈参加者〉
竹ノ上先生(大阪府)
松波先生(埼玉県)
横山先生(東京都)
前之園先生(千葉県)
嶺先生(神奈川県)

〈受療者〉
市役所本庁舎 10名

〈詳細〉
本日は建設部上下水道課と、市民生活部防災交通課へ伺い施術させてもらいました。

支援を重ねてきた上下水道課は皆さんが再診。

今までの活動参加者のカルテのおかげで、体調の推移も把握でき、安定して施術ができます。

七尾市の通水エリアが広がっていくのは、まさにこの方達のおかげ。

未だ忙しさは続き、高血圧傾向の方も多いので、今しばらく支援が必要と感じます。

防災交通課は、いわゆる「災害対策本部」の役目を担う部署で、激務が続いています。

まだまだ大変な状況であることを他部署の職員さん達から聞き、今日が初めての支援でした。

他自治体や国からの応援職員は来ているものの、やはり地元の職員の方達の疲弊は血圧や脈拍などのデータや身体に表れています。

受療の後は皆さんすっきりとした表情で、手の届いていない部署への支援の必要性を感じました。

市庁舎でお借りした部屋の隣は、熊本日赤の方達がリラクゼーションルームを設営していましたが、リーダーの看護師長さんからは「評判になってるので、一度お会いしたいと思っていました」とのお声がけが。

2016年の熊本地震で災プロが支援した西原村を担当していたそうで、避難所となった構造改善センターもラウンドされており、当時も我々の存在を知っておられたとのこと。

「きっとどこかで会ってますね」と、一時の邂逅となりました。

災害支援を続けていると、こうした医療支援者間の出会いもあります。

所属や職種は違えど、同じ目的のために働く仲間だと思います。

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〈場所〉
和倉小学校避難所 18:45~20:45

〈参加者〉
青木さん(七尾市)
赤坂先生(七尾市)
奥先生(七尾市)

〈受療者〉
和倉小学校 11名

〈詳細〉
少し早く開始された今晩の支援、少しオーバーした終了まで、先生方はノンストップ。

11名もの受療がありました。

先生方は「大丈夫よ、休憩とかしなくていいから」と頼もしい言葉。

先週に続いて受療された方も多く、よりリラックスされたご様子。

受療者のお一人は、前回よりも明らかに柔らかい表情になられていました。

活動を終えた後に先生が「喜んでいただけて本当に嬉しいわ。仕事もできて感謝」と言葉にされていました。

災プロの活動、全国から訪れる先生方は無給のボランティアですが、地元の方々へは、皆様からのご支援として災プロへ集まったお気持ちが、そのままお仕事に対する謝礼として届いています。

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団体名 災害鍼灸マッサージプロジェクト
団体所在地 東京都 調布市
団体Webサイト https://sinkyu-sos.jimdofree.com/

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