【3月21日(木)石川県志賀町:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年03月29日
令和6年能登半島地震 石川県志賀町の被災状況・活動報告
災害鍼灸マッサージプロジェクト活動報告詳細、最新報告(写真付)はこちら
【3月21日(木):石川県志賀町】
〈場所〉
志賀町役場本庁舎
志賀町役場富来支所
〈参加者〉
青木さん(石川県七尾市)
権藤先生(神奈川県)
天野先生(東京都)
小池先生(東京都)
水香先生(大阪府)
福森先生(三重県)
三輪先生(東京都)
〈受療者〉
25名
〈参加者〉
本日は志賀町役場の職員の方々への支援。
一般避難者の方々への支援は、石川県鍼灸師会と石川県鍼灸マッサージ師会の合同チームが日曜祝日に並行させており、災プロは地元支援者に専念。
ただ、職員の方々の中にもご自宅に被害を受けた方もおり、線引きは難しいものとなっています。
職員のお一人は施術後に「地震以降、初めて自分のための時間を持てたような気がします」と仰っていました。それだけ、町民のために働いて来られたということでしょう。
以下、参加者の言葉から
「被災地のために、と言いつつ現地の方々とお話ししていると実は自信が一番癒されていたり、知らない自身に出会い、気づかされたりの連続です。」
「少しでも心を開いていただくためには、どう寄り添えばいいのかなぁと考えながらの施術でした。」
「どちらが主役なのか、考えなければと感じました。自分が結果や成果を出すために臨んでいるのではなく、相手が望んでいること、場合によっては、無意識だけど望んでいること、その為に自分が臨んでいること。繰り返しですが、改めて、考え、反芻し、明日臨みたいと思いました。」
「毎日が非日常となっておられる北陸の方に、どんな会話をしたら良いか正解のないまま突っ走ってしまった1日でした。30分、少しでも日常を感じていただけるには何が必要なのか、一人一人に真摯に向き合いながら明日も頑張ろうと思います。」
多くの参加者が初めての被災地支援だったにも関わらず『ただ被災地のために』を掲げる災プロの理念を体現してくださっています。
写真の添付があり表示されている場合はクリック(タップ)すると、より大きく表示することができます。