【3月22日(金)石川県七尾市:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年03月29日
令和6年能登半島地震 石川県七尾市の被災状況・活動報告
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【3月22日(金):石川県七尾市】
〈場所〉
七尾市役所(パトリア)
能登中部保健福祉センター
〈参加者〉
権藤先生(神奈川県)
天野先生(東京都)
小池先生(東京都)
水香先生(大阪府)
福森先生(三重県)
三輪先生(東京都)
〈受療者〉
25名
〈詳細〉
本日は七尾市役所の健康福祉部および保健所の職員さんたちへの支援。
日々、市民の方々の健康管理に奔走されています。
和倉地区にお住まいの職員は「昨日、ようやく通水しました。断水中はお料理をするのが億劫で、レトルト食品ばかりになっていました」とのこと。
市職員は市民のために働く支援者ですが、同時にご自身が被災者でもあります。
施術をした先生が「ご自身も被災者のお一人なのに、職責や立場、他と比べて自分はマシな方、など“頑張る理由”を考えておられてその理由で何とか耐えておられる、と感じました」と感想を寄せてくださいました。
そして、「いつもは関西弁で笑かせるトークを無意識にやっていましたが、今回の活動では“何もしない、無理に話そうとしない”という時間も意識するようにしてみました」とも。
一部で緊張は続いており、夜中に必ず目が醒めてしまう方もいらっしゃいますが、
1月2月のように全く休めないということは無くなったため、本日の2か所の支援先は一旦終了となりました。
初めて伺った1月末のピリピリした雰囲気は影を潜め、ああ、こんな穏やかなお顔の方々だったのだと気づけたことに感謝しました。
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