投稿者: DSAM

掲載日:2024年04月10日

記事分類 石川県輪島市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

☆活動場所:石川県輪島市 輪島市役所 2階 会議室
☆活動時間:9 : 00 ~ 16: 40
☆参加者:2名
DSAM調整員兼リーダー 堀口正剛(大阪)、
片岡 昌彦(大阪)
☆受療者:5名
☆活動内容:鍼・灸による施術活動

7日 朝9時過ぎに輪島市役所総務課に、活動開始のご挨拶と協力依頼。行政スタッフの皆様も周知で、友好的なご対応をいただく。活動場所は今までと同じ、2階の会議室。
当日の日付に改められた案内チラシが先方により用意されており、施術室前に貼られてあった
レイアウト改善とプライバシー保護の為、「マスカーテープ」で間仕切りを設定した。

当日のセッティングをしてから、9時45分にミーティングを行い、10時から活動開始。
男性:5名、女性0名
・【施術者より】
・高血圧の方が多く見られる(5名中3名)。
・主訴は、腰痛・肩こり、全身の疲れ、腰痛、アキレス腱の痛み、腰痛・膝痛、ということで、
腰痛が最も多いが、皆さん長期の活動でお疲れの方が多数であった。    
【受付より】
・ポスターだけの告知なので、認知度が低い様に感じた。日赤さんの活動もお休みだったので、訪問される方が少なかった印象。何か、告知の方法を検討して、受療者を増やす様にしていきたい。

『感想』
4月に入り一気に気温が上昇して、春爛漫。大阪ではほぼ桜が満開となる中、日もかなり長くなって、小松あたりまで車窓風景を楽しめる様になり、沿線の桜も満開間近の状況でした。
金沢駅は、能登割の影響で相変わらずもの凄い人出で、ホテル代も高騰し、輪島への中間となる七尾で前泊することにしました。
金沢で、石川県鍼灸師会の事務所にある備品を受け取り、レンタカーで七尾までは1時間弱の順調なドライブでした。夕食に出かけた飲食店でお聞きしたところ、水道復旧に時間がかかり(商店街は私道である為、全員の賛同がないと新しい水道管を敷設出来なかったそうです。)、つい先日営業再開したとの事で、七尾でも想定外に被害が大きかったことに驚きました。

さて、翌日は輪島までの移動ですが、春の交通安全週間中だから、警察車両が多数出動中(護送車両に次々と7台遭遇した事にはビックリしました。)で、車の流れは超安全速度となっていました。穴水町以降、道路の被害甚大でかなりの悪路状態でしたが、無事9時頃に輪島市役所に到着してホッとしました。

今回は、3回目の顔合わせとなる、大阪府鍼灸師会の片岡先生と二人チームという事で、先ず輪島市役所総務課に活動開始のご挨拶と協力依頼をし、スタッフの皆様も周知で友好的なご対応をいただきました。活動場所は今までと同じ、2階の会議室で、当日の日付に改められた案内チラシが、先方により用意されており会議室前に貼られてありました。
会議室のテーブルや椅子を片付け、レイアウト改善とプライバシー保護の為、「マスカーテープ」で間仕切りを設定して、施術室仕様に変更しました。9時45分に二人でミーティングを行い、10時から活動開始しましたが、日赤さんの心のケア活動がお休みだったせいか、または部屋前のポスターだけの告知なので、認知度が低いのか、訪問される方が少なかった印象です。
何か、告知の方法を検討して、受療者を増やす様にしていきたいと思いました。
唯、訪問された方は県外から応援にこられている方が3名で、1月当初より何回も派遣されておられる状況につき、かなりの疲労が下位見え、本当にお疲れ様ですとお声掛けさせていただきました。
またお一人は、自宅が全壊で元旦以降ずっと、市役所内で生活されておられるとの事で、慰労困憊状態でした。支援者への支援は最後ということで、ご自愛くださいとお伝えするほか無く、復興への長い道のりが心配される所以です。全国の皆様、引き続きのご支援をお願いもうしあげます。

多々心残りっを感じつつも、16時で活動を終えて、40分頃には片付けを終了し、総務課に終了のご挨拶をして帰路につきました。
金沢手前の渚ドライブウエイあたりで、とても綺麗な夕焼に遭遇し、思わず寄り道して写真を撮影しました。
少しでも早い復興に向けて、希望の光を垣間見た心持ちとなりました。

(報告者:堀口正剛)

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団体名 DSAM
団体所在地 北海道 旭川市
団体Webサイト

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