投稿者: DSAM

掲載日:2024年04月16日

記事分類 石川県珠洲市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

4月14日(日)〜DSAM活動報告〜 

☆活動場所: 珠洲市役所
☆活動時間:6:00〜22:00
☆参加者:3名 高野広行(前半)―秋山喜和(後半) 埼玉県鍼灸マッサージ師会
        樽井俊郎 DSAM
☆受療者:9名

〈活動内容〉・市役所職員、外部支援行政職員への鍼灸マッサージ施術による健康支援
      ・受療者の症状・心身の様子を総務課へ報告
      ・DSAMから埼玉県鍼灸マッサージ師会への活動引き継ぎ、申し送り
      ・埼玉県鍼灸マッサージ師会(担当・秋山)と珠洲市役所総務課担当者との
       今後の活動についての相談、調整

6:00 高野先生の宿泊ホテル前にて合流、出発 
8:40 珠洲市役所到着 挨拶、搬入
10:00 施術開始
12:00 秋山先生が長寿園より合流、高野先生は長寿園へ移動
13:00 秋山先生と総務課担当者が話合い
18:00 施術終了 挨拶、搬出
18:30 帰路出発
21:15 石川県鍼灸師会事務所に到着 ベッドの載せ替え、備品の補充、確認
22:00 秋山先生の宿泊ホテル前にて解散 

珠洲市役所5F施術室では日赤こころのケアチーム・和歌山県支部が“ほっとルーム”を引き継いで活動中。
日赤こころのケアチームと協働、日赤チームが血圧を測定をして下さる。また日赤チームが用意しているホットアイマスクをつけながら受療、施術後に日赤チームの足浴やハンドケアを続けて利用してもらうなど、休日ならではの余裕を持った時間を過ごして頂けたように思う。
「被災後3ヶ月めがいちばんたいへん、と聞いていたがその意味が今とてもわかる。
1ヶ月めは、助かった、頑張らなきゃ、とハイでいた、いま3ヶ月経って、時間は経ったのに状況変わらない、どうしよう、疲れた、辛い...の感じ」と受療者のお一人が話されていた。
外部支援行政職員のお一人は、復興支援のため1年間の派遣で珠洲市に来たとのこと。
多くの受療者からは事務作業のため首、肩、背中が張って痛いとの訴えあり。睡眠、便通の不調は減っているよう。食事はインスタント食品が多い、運動不足ぎみ、などの話も複数の受療者から聞かれた。 
日々、すべての人々の力で復旧・復興の歩みは前に進んでいるに違いないけれど、
“変わらない、どうしよう、疲れた、辛い...の感じ”という...事実。
これからも、手を当てて、そのような心を支える、という活動を続けていきたい。

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団体名 DSAM
団体所在地 北海道 旭川市
団体Webサイト

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