【4月16日(火)石川県志賀町:災害鍼灸マッサージプロジェクト】
投稿者: 災害鍼灸マッサージプロジェクト
掲載日:2024年04月19日
令和6年能登半島地震 石川県志賀町の被災状況・活動報告
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【4月16日(火):石川県志賀町】
〈場所〉
志賀町役場 富来支所
〈参加者〉
畠中先生(東京都)
水野先生(岡山県)
竹下先生(神奈川県)
髙田先生(東京都)
〈受療者〉
富来支所 27名(初診9名)
〈詳細〉
花は紅、柳は緑。
今日も色々なワザを持つ、コトバを持つ、レキシを持つ、個性豊かな先生方との支援活動です。
全体で連携し、互いにフォローし合う、
ONE for ALL. ALL for ONE.
十色の部署の、十色の方々に、全身全霊で向き合いました。
一見、支援をする側というように見えるボランティア活動ですが、災プロ活動に関わる施術者・参加者は色々な背景を持っています。
本災で被害を受けた人。
過去の災害で被災した人。
被災地に縁があって結び直す人。
人からの援助を受けて救われた人。
感謝の気持ちを自らの出来る事でお返ししたい人。
人生何度目なのか仏の様な慈悲の心を持った人。
現場活動に向かうにも、家族のサポートや勤め先・自院の患者さんの応援が必要です。幹部スタッフの現場での関係性作り、後方支援スタッフの受入対応、助成金や集まった義援金も有意義な活動の原資になっていますし、日常生活では誰しもが誰かの支えがあった上で暮らしていけています。
桜が紅に咲き誇り、柳が青々とたなびくように、
する側される側ではなく、遜るも驕るもなく、比べるでもなく、お互いに尊重し合い、支え合い、感謝し合える。
「だいぶ楽になりました、ありがとう」
「こちらこそ、役に立たせて頂きありがとうございます」
そんなやり取りが幾度となく交わされます。
「あなたは素敵な紅色なんですよ」と、色を失いかけた人に、ご自身の色を思い出してもらうお手伝いをしている気もします。
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