投稿者: DSAM

掲載日:2024年04月21日

記事分類 石川県珠洲市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

☆活動場所: 珠洲市役所
☆活動時間:9:00〜20:00
☆参加者:2名 山田晃三(岐阜県)、水谷浩樹(三重県)
☆受療者:12名
〈活動内容〉市役所職員、在中支援者への鍼灸マッサージ施術による健康支援

9:00 石川県鍼灸師会に道具が積まれている車に乗り換え珠洲市役所へ出発。今回、ペアとなる山田晃三先生とは珠洲市役所で合流。
のと里山街道を下り、最終のと里山空港ICまで通れる様になり、交通規制も無くなって居ます。街道上はトラックに工事車両、一般車両が沢山走っていることから復旧作業は順調に進んでいるのだと思います。国道、県道の段差や凹みなどの復旧作業は終わり走りやすくなっていますが、のと里山街道では激しい崩落が数カ所有り、復旧作業が昼夜行われています。
12:00に珠洲市役所到着。市役所総務課の担当者さんに挨拶を行い施術設営。
今日の予約は5名でしたが、鍼灸マッサージに興味が有り仕事とのタイミングが合えば受けてみたいと言う方が数名居るとの事で、珠洲市役所内では鍼灸マッサージの知名度が上がっているとの事でした。
13:00 施術を開始、20:00 施術が終了。
20:30 珠洲市役所出発と同時に解散。
石川県鍼灸師会へ車を返却する為に金沢市を向かいますが、のと里山空港ICからは工事の為に片側通行で金沢方面は通行止めです。
県道303号線と国道249号線に乗りついて、のと里山街道徳田大津ICから金沢市に向かうと、直ぐの上棚矢駄ICから柳田ICまで工事の為に通行止め。
昼夜を問わず24時間復旧工事を頑張って下さっていました。

今回は、12名の職員さんが施術を受けられました。
珠洲市役所職員だけで無く、県外からの応援職員さんも鍼灸マッサージに興味を示して頂き施術を受けてくれました。
一部の職員さんでは、休みの日に金沢市内の鍼灸院やあん摩マッサージ院へ施術を受けに行くブームがが起きているそうです。
施術を受けられている職員さんのほぼ全員が、今回に災害で支援者支援ボランティアにて鍼灸やマッサージを初めて受けられた方々です。
鍼灸やマッサージに興味を持って頂く方々が増えた事はとても嬉しいです。
総務課の担当者さんに今日の受診者数と状況を報告、片付け、搬出、使用ルームのレイアウト復帰を済ませ退出。
皆さんが症状の訴えの共通が、肩こり・腰痛・目の疲れでした。
仕事内容がデスクワーク(データ打ち込みなどの作業)のため肩や背中が張り、長時間座って居る事からの腰痛、パソコン画面を見ている事から目の疲れが。
普段の生活とは違う状況化での業務から、ストレスと噛み締めで頭が張っているのと呼吸の浅さと疲労の蓄積がある印象でした。

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団体名 DSAM
団体所在地 北海道 旭川市
団体Webサイト

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