投稿者: はり灸レンジャー

掲載日:2024年05月05日

記事分類 石川県輪島市の被災地状況報告
災害の名称 令和6年能登半島地震

<場所>
輪島中学校 避難所(輪島市河井町)

<施術時間>
13:00~18:30

<参加者>
鍼灸師 5名〔藤田(石川県), 森野(愛知県), 西井(兵庫県), 森川×2(兵庫県)〕
調整員 1名

<受療者>
27名

<対象>
避難所被災者(被災者支援)
現地職員(支援者支援)

<活動内容>
鍼灸施術
セルフケア用品の無償配布(希望者)

<日程>
9:30 金沢駅前レンタカー出発
12:00 輪島市役所 健康福祉部 ご挨拶(福祉課長不在の為メモにて伝言)
12:30 現地支援団体と合流後、輪島中学校 避難所 到着
13:00~18:30 鍼灸施術
19:00 撤収後、宿へ出発
20:00 七尾市にある避難所の2階で宿泊(連携団体の災害拠点場所)

<詳細>
金沢駅から輪島市中心部まで、依然として起伏の激しい道路もあり、片道2時間以上を要した。
奥能登へ支援に入ることの大変さを未だ感じる。

今回も現地支援団体の調整により、輪島中学校 体育館の避難所の一角にて、鍼灸施術。

広い空間の為、マスカーテープによる目隠しが難しく、ワンタッチテントなどの必要性を感じた。
その反面、通りがかった避難者の方々が、施術の様子を見て、受療につながるという利点もある。

避難生活も中長期に渡り、心身の苦痛に意識が向くようになってきている。
一方、避難者同士や、支援者との間で、顔なじみの関係も出来ており、鍼灸施術を誘い合う場面もあった。

鍼灸を受けたことが無い方も多かったが、「こういう機会でもないと受けることは無いから」と、初体験される方もおられた。
施術前は緊張で強張っていたお顔が、施術後は清々しい笑顔になられていくのも印象的でした。

(報告者:森川真二)

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団体名 はり灸レンジャー
団体所在地 岐阜県 岐阜市
団体Webサイト https://harikyu.rgr.jp/

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