4月28日(日)石川県輪島市 <はり灸レンジャー>
投稿者: はり灸レンジャー
掲載日:2024年05月05日
令和6年能登半島地震 石川県輪島市の被災状況・活動報告
<場所>
輪島中学校 避難所(輪島市河井町)
<施術時間>
13:00~18:30
<参加者>
鍼灸師 5名〔藤田(石川県), 森野(愛知県), 西井(兵庫県), 森川×2(兵庫県)〕
調整員 1名
<受療者>
27名
<対象>
避難所被災者(被災者支援)
現地職員(支援者支援)
<活動内容>
鍼灸施術
セルフケア用品の無償配布(希望者)
<日程>
9:30 金沢駅前レンタカー出発
12:00 輪島市役所 健康福祉部 ご挨拶(福祉課長不在の為メモにて伝言)
12:30 現地支援団体と合流後、輪島中学校 避難所 到着
13:00~18:30 鍼灸施術
19:00 撤収後、宿へ出発
20:00 七尾市にある避難所の2階で宿泊(連携団体の災害拠点場所)
<詳細>
金沢駅から輪島市中心部まで、依然として起伏の激しい道路もあり、片道2時間以上を要した。
奥能登へ支援に入ることの大変さを未だ感じる。
今回も現地支援団体の調整により、輪島中学校 体育館の避難所の一角にて、鍼灸施術。
広い空間の為、マスカーテープによる目隠しが難しく、ワンタッチテントなどの必要性を感じた。
その反面、通りがかった避難者の方々が、施術の様子を見て、受療につながるという利点もある。
避難生活も中長期に渡り、心身の苦痛に意識が向くようになってきている。
一方、避難者同士や、支援者との間で、顔なじみの関係も出来ており、鍼灸施術を誘い合う場面もあった。
鍼灸を受けたことが無い方も多かったが、「こういう機会でもないと受けることは無いから」と、初体験される方もおられた。
施術前は緊張で強張っていたお顔が、施術後は清々しい笑顔になられていくのも印象的でした。
(報告者:森川真二)